お通夜の時間は何時から何時まで!?
[記事公開日]2014/06/08
[最終更新日]2018/11/27

最近の流れで言うと、お通夜は本来の形であるハズの「遺族、親族のみで行うというケース」はほとんどありません。
ですので「葬儀や告別式に参列できない人が訪れる場」として認識している人も多いです。
そしてそんなお通夜に対し、「何時間くらいかかるの?何時から開始で何時に終わるの?」という疑問を抱いている人がたくさんおられます。
今回はその辺りについて書いてみます。また、そのあとは全体の流れも一応説明しています。
目次
お通夜全体にかかる時間はどれくらい!?
およそ2~3時間ほどです。
これは「通夜開式~通夜ぶるまいでのお開き」までの時間です。
私の経験では、だいたい通夜1時間、通夜ぶるまい1時間、その他30分ほどでしょうか。
時刻は一般的に、夜18時~22時頃までの間に行われることが多いです。
私が過去に参列したお通夜は19時~21時頃までという感じでした。
お通夜全体の流れ
※地域などによって違いが出てくることはあります。
会場に到着
時間にも気を付けましょう
早過ぎず、遅過ぎず、開始15分程前に到着するくらいがいいでしょう。
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受付
受付開始はだいたい開式1時間程前からです。
弔問客として参列する場合、「このたびはご愁傷様です」と挨拶することが一般的なマナーです。
ただし、黙ったまま頭を下げるだけの人も全然いますので、そこまで深く気にする必要はありません。
香典を持ってきたのであればこの時に渡しますが、この際は一言添えた方がよいでしょう。
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一同着席
遺族と会ったらなるべく静かな声で控え目に挨拶をしましょう。
声のかけ方は関係性にもよりますが、この状況では基本短めに伝えましょう。
開式10分程前には着席するようにします。
一般的には祭壇に向かって右側が遺族、親族、左側が一般の弔問客になります。
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僧侶の入場
すぐに司会者が開式の言葉を述べます。
司会は、葬儀社の担当の方が行うケースが多いです。
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僧侶の読経
読経の途中から、遺族、親族➡一般弔問客の順に焼香を行います。
一般参列者の中には、焼香が終わり次第そのまま会場から退席する人もいます。
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一通り一同の焼香が終わると、僧侶の法話や説教
行われないな場合もあります。あるとすれば10分間ほどでしょうか。
正直、色々と聞きなれない言葉が出てくるかもしれませんが、しっかりと耳を傾けましょう。
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司会者から閉式の言葉
僧侶が退場します。
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喪主からの挨拶
挨拶の後「通夜振る舞い」へ誘われたら、快く出席しましょう。
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通夜ぶるまい
弔問客へのおもてなしと、故人への供養の意味も込めて軽い食事がを用意されています。
基本は長居をしないことがマナーとなっています。
そして喪主が挨拶をしてお開きとなります。
以上がお通夜全体的な流れになります。
最後に
お通夜は本来、遺族らで線香を絶やさないようにして、夜通し故人を見守る儀式です。
ただし最近では一晩中ではなく、この記事で説明したような「夕方から夜にかけて行うお通夜」が主流で、これを「半通夜」と呼びます。
これは「本通夜の前日に身内だけで故人を見守る通夜」のことですが、最近では行われるケースは少なくなっています。
ちなみに、お通夜当日に連絡を受けて突然弔問することになった場合は、やむを得ず遅れてしまうこともあると思います。
それでも焼香の時間までに間に合うのであれば、「参列しましょう」という考え方が一般的です。
告別式については葬儀告別式は何時間くらいかかる?何時から何時まで?の記事をどうぞ。
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