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日給月給制とは!?意味をわかりやすく解説!

[記事公開日]2017/08/11

賃金形態は企業によって様々ですが、ややこしくて不明な点ってけっこうありますよね。

私も昔は求人を見ていつも「ん…?」と思っていました^^



そして現在、日本のほとんどの会社は「日給月給制」だと言われています。

今回はその言葉の意味や「完全月給制との違い」などについて、できるだけ簡単に解説したいと思います。



ただ最初に言っておきたいのですが、日給月給、完全月給、日給などの「賃金形態」は、法律的にハッキリとした違いや決まりがありません。

ですので人や会社によって、単語の意味、解釈が違ったりするケースがよくあります。


それらを踏まえた上で、あくまでも「一般的な捉え方や考え方」という前提で進めさせて頂きます^^


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日給月給制とは!?

日給(給料計算が1日ごと)をもとにした賃金制度ですが、支払いは月1回の給料日に支払うというものです。

 

基本的な支給額は毎月一定ですが、遅刻・早退・欠勤をした場合は、その分給料から控除(差し引かれる)されます。

ただしもちろん、時間外労働や休日出勤などがあれば、割増賃金は支払われます。

 

 

公休や祝日の影響は!?

会社で定められている休日(公休)に関しては、出勤しなくても毎月の給料が変動することはありません。(減給されません。)


例えば「土日祝が休みで給料が20万円」と定められている会社の場合、G・Wがある5月分の給料も20万円のままです。

年末年始の休みなども同じで、連休があろうと関係ないです。

 


つまり、会社で定められている毎月の所定労働日数を出ていれば、「月の給料は一定で同じ」ということです。

もちろん月の日数も関係ないので、例えば2月は28日までしかないため出勤日数は少なくなりますが、給料は変わりません。


あくまでも遅刻や欠勤をした(本来、働くべき時間や日数を満たさない)場合のみ、所定の固定給から引かれる
この形が「日給月給制」です。

会社がある日に普通に出勤していれば特に気にする必要はないということですね^^

 

※公休や日数などにより、出勤する回数自体は変わるので、その分の残業代などが給与に反映されるケースはもちろんあり得ます。

※有休の場合も当然引かれません。

 

 

ちなみに…

日給月給制は中小企業の間ではよく採用されている賃金制度ですが、大企業でも例えば「有期雇用者」の給料にはこの制度が使われていたりします。


※有期雇用者とは、予め働く期間が決まっている雇用者のことです。半年や1年など契約期間が決まっている契約社員などがそれにあたります。




完全月給制との違いは!?

完全月給制は毎月の賃金が一定の金額で支払われる給料のことです。

「月○○円」と支給額が固定されています。


なので日給月給制と違って、何日休もうが、何日働こうが、もらえる金額は変わりません。

例えば月給が20万の人であれば、その人が10日働こうと、30日働こうと、給料は20万円になります。

 

 

残業代は発生しない!?

「完全月給制」であっても基本的に残業代や休日出勤手当などは貰えます。(例外アリ)

 

ただ実際の話をしますと、主に管理職クラスの人が完全月給制である場合が多く、そういったケースでは支払われない(会社が支払う必要がない)こともあるようです。



そのため、人件費を抑制したいと考えている企業では、あえて忙しい職務の人を管理職にし、完全月給制の給料を設定してサービス残業を強いることがあるので注意が必要です。

これは一時期「名ばかり管理職」として問題になりニュースにもなりました。

 

「完全月給制」は一見お得な給料体系のように見えますけど、こういった現状もあるようですね…。



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給料体系のよくある勘違いや注意点とは!?


月給制と言えば…!?

私個人としては「月給制」という言葉だけを聞けば、「完全月給制」のことを指していると考えます。

しかし、「日給月給制」のことを「月給制」と呼ぶケースもあるので、注意が必要です。

 

例を出しますと、実際は日給月給制であるにも関わらず、「自分は完全月給制だと思って働いている人」が最も多い気がします。

これは記事冒頭でも言いましたが、正式なルールがないため、こういった人が出てくるのは仕方ないとも言えます。




「日給制」と「日給月給制」を勘違い!?

実際は日給制だが、「日給月給制と勘違いしている会社」がけっこうあるようです。
 

正社員の場合、一日の賃金を月に一回まとめて支払う「日給制の月払い」というパターンが多々あります。

これを「日給月給」と呼ぶことがあり、それが混同の一因だと言われています。

 


求人を見る際は、このあたりの掲載内容もよくチェックしたほうがよいでしょう。

ちなみに例えば「1日1万円で出勤日数によって月ごとに支給額を決定していく」という表記がある場合は日給月給制ではなく、日給制にあたります。

 

 

確認することが大事

どの賃金体系であっても、必ず会社に「どのような意味でその言葉を使っているか?」を確認しましょう。

先のことを考えると、良い意味でも悪い意味でも、大きな差が出てきますからね。

 

これから仕事を始める場合であれば、ほとんどの人が一番気になるのは給料の事だと思いますので、就職してからトラブルに合わないよう、契約書を交わす時には十分確認してみてくださいね^^




まとめ

以上が、日給月給制についての大まかな解説になります。

世間的には「色々考えると完全月給制とあまり差がない制度(良い意味で)」という声もあるようですね。



もう一度ややこしい部分をまとめると以下のようになります。
■日給月給制➡日給を基本として計算された定額が、毎月支払われる。

■完全月給制➡毎月の賃金が、働いた日数に関係なく一定の金額で支払われる。

もしよろしければ日給制とは!?わかりやすく解説!の記事もぜひどうぞ^^


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