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結婚、入籍、婚約の違いをわかりやすく解説!

[記事公開日]2017/01/02

結婚、入籍、婚約、全て結婚に関連する言葉というイメージがありますが、それぞれ厳密にはどういう意味なのでしょうか?

混同していてほとんど同じものと捉える方も少なくないので、今回はその違いを解説します^^


 

まずは婚約、結婚、入籍を超ザックリに解説!

以下のようになります。

■婚約➡結婚を約束すること

■結婚➡夫婦になること

■入籍➡婚姻(結婚)により同じ籍になること
という感じですが、厳密にはちょっと違う…と言いますか、少し省略した部分もあります。

それぞれ今から詳しく解説していきます。ぜひこのまま読み続けてみてください^^

 

順番的には婚約から解説スタートです。

 

 

婚約とは!?意味を具体的に解説!

どちらかがプロポーズして、それを相手が受けることにより結婚を約束することです。

婚約自体は公的なモノではないので、「婚約届」のようなモノは存在しません。

 

ですので正式に書面で交わされることはなく、口約束です。

しかし、婚約指輪(エンゲージリング)や結納などにより、単なる口約束だけでなく婚約の状態を明確にすることになります。

 

それらが公的書類の代わりのような感じですね。

その為、勝手な理由により婚約を破棄した場合には、損害賠償の責任を負う可能性もありえます。

 

 

結納とは!?

「正式結納」や「略式結納」などのスタイルがあり、地域によっても多少内容が違ったりもします。

ザックリ言うと、「両家が結びつき結納品などを贈り合って、婚約を公にする儀式」です。

 


 

正直、最近では結納が行われるケースは少ないでしょう。

ただその代わりに「両家の顔合わせの意味を込めた食事会」が行われることが多いです。

※もちろん両方行うカップルもいます。

 

 

結婚とは!?意味を具体的に解説!

夫婦になることであり、「婚姻届」を役所に提出することで成立します。

正式(法律的に)に夫婦として認められることになります。

 

そしてよく混同される方が多いのですが、提出するのは入籍届ではなく、婚姻届です。

入籍届についてはあとで少しだけ解説しています。あと、ちなみに「結婚届」という書類は存在しません。

 

 

事実婚というケース

婚姻届を提出しなくても、以下の2つの条件をクリアしていると一般的には事実婚となります。
■両者の婚姻の意思

■夫婦共同生活(同居、同一生計など)
「二人の普段の暮らしだけ」で考えると、事実婚と一般的な結婚(法律婚)は、ほとんど差がなく同じだと言われています。

とはいえ、広い範囲で考えた場合メリットデメリットも色々とあるので、本人が何を基準に考えるかが大事ですね。


 

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入籍とは!?意味を具体的に解説!

本来の意味から言うと、「既に存在している戸籍に誰かが入ること」なので、色々なパターンがあります。

例えば子供が誕生した場合や、養子縁組で養子が戸籍に入る場合などのことを指します。

 

 

ある夫婦に赤ちゃんが生まれた場合は「出生届」を居住する地域の役所に提出します。

それが受理されることにより赤ちゃんが生まれたことが認められて、出生した子供が自動的に、親の戸籍に入籍となります。

 

その夫婦の戸籍上に子として記載されることになるのです。

つまり、出生届は赤ちゃんを親の戸籍に入れる入籍手続きも兼ねているのです。

 

 

結婚=入籍じゃないの!?

結婚した場合には婚姻届を出して、新しく二人で戸籍を作成することになります。

それで正式に戸籍上の夫婦になるので、結婚して同じ籍になることを入籍したというのは正しい意味ではないことになります。

 


ただ実際は「結婚」と「入籍」という単語が同じ意味で捉えられるケースが多いですね。

おそらく世間的にはほぼそのような意味で浸透しているでしょう。

 

まあ、新しい戸籍(まだ誰も入っていない)に二人で入るという意味では、入籍で間違いではないと思いますが…^^




結婚する相手(男女どちらか)がもう既に戸籍筆頭者で、さらに結婚後その人の戸籍に入る場合
このケースであれば、これは確かに言葉の通り入籍となるでしょう。

まあどちらにせよ、この言葉の意味自体はそこまで深く考える必要はないでしょう。



「筆頭者」とは、婚姻時に氏を変更しなかった人(どちらか)です。

詳しくは戸籍筆頭者と世帯主の違いを超わかりやすく解説!の記事をどうぞ。

 

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入籍届とは!?

婚姻届とごっちゃになっている方もいますので、軽く解説したいと思います。

一言で表すと「他の戸籍に入るための届け出」なのですが、でも例えば婚姻は「婚姻届」、出生は「出生届」になり入籍届は必要ないので逆にここがややこしかったりもします。汗^^




超ザックリに言うと「何かしらの理由で親と別の戸籍の子供が、その親の戸籍に入籍する場合や、何かしらの理由で子供が現在とは違う親の苗字を名乗る場合」などに入籍届が必要です。

う~ん、説明がすごく難しいですね。

とにかく実際に届け出を出す場合は、役所の方などに状況を伝えて詳しく聞いてください。





実際のパターンはいくつかありますが、 例として「離婚して戸籍から出ることになり、その際に引き取った子供を、夫婦だった戸籍から自分の戸籍に入れる場合」を説明してみます。

※説明をわかりやすくするため、「離婚した夫婦は初婚同士で、どちらも親の戸籍から抜けて二人で夫婦の戸籍を作っていた」という前提で進めます。


 

離婚の際、子供と親の戸籍はどうなる!?

まず、離婚後の子供の戸籍についてですが、これは父母が離婚しても、その筆頭者(どちらか)の戸籍からそのまま変動することはありません。

つまり子供は、夫婦二人で作った戸籍に残ったままになります。




続いて、夫婦が離婚をした際の動きですが、筆頭者でない方は以下の2つのパターンがあります。(本当はもう1パターンあるのですが、あとで解説)
■元の苗字に戻り、元(親)の戸籍に戻る(除籍されていない場合)

■元の苗字に戻り、自分が筆頭者となる新たな戸籍を作る


どちらにせよ、とにかくその戸籍から出ることになります。

戸籍の中には必ず同じ苗字の人しか入れないのです。




そして今回の例は、子供を自分の戸籍に移動させることなので、必ず後者の「自分の戸籍を作るパターン」になります。

なぜなら一つの戸籍に「孫まで(3代)は入れない」からです。

※自分の新たな戸籍を作った場合は、もう親の戸籍には戻れません。

 

 

子供と戸籍が別だと苗字が違うことになる

先程「離婚したとしても子供の戸籍が動くことはない」と書きました。

これは例えば戸籍から母親が出ることになり、その母親が親権者になっても変動がないのです。

 

ですので離婚後、母親と子は同じ住所に住んだとしても、氏が異なることになります。

そうなると日常生活に不便が生じることもあるので、「自分(母親)の戸籍に子を入籍させて、苗字を同じにしたい」と考える人が多いわけです。

 

 

実際の手続き方法は!?

まず、家庭裁判所に「子の氏の変更許可」を申立てする必要があります。

そして変更の許可が得られたら、そこで「入籍届」を役所に提出することになります。

※申立てや届け出は子供が15際未満なら親権者が行います。
 
■仮名を使った例

山田夫婦が離婚➡例として妻が出るのであれば旧姓に戻る(佐藤花子)➡子供はそのまま「山田一郎」➡入籍届けを役所に提出➡「山田一郎」が母の戸籍に入り、「佐藤一郎」となる
このような流れです。

 

 

離婚で戸籍から出る方(筆頭者ではない方)の3つ目のパターン

先程「戸籍変動パターンが2つある」と書きましたが、実はもう一つ「結婚時の氏をそのまま使って新しく戸籍を作る」という方法もあります。(届け出などが必要)

この選択をすれば戸籍から出たとしても、子供の苗字と同じままです。

例(仮名)

山田夫婦が離婚➡妻が出た場合、旧姓は佐藤花子だが、山田花子のまま戸籍を作る➡子供の「山田一郎」と同じ苗字のまま
 


しかし、そうだとしても子供は戸籍に残ったままです。

引き取った方の戸籍に自動的に子供が入ることにはなりません。

ですので変な言い方に聞こえるかもしれませんが、呼び方は同じでも、戸籍上では「山田」と「山田」は「別の山田」になるのです。

 

出た方(先程の例で言うと山田花子さん)の戸籍に子供を入れるには、やはり同じ手続きが必要となりますのでそこは注意が必要です。

 

 
入籍届の一例を書いてみましたがいかがだったでしょうか?あと、ちなみにですが離婚する際はもちろん離婚届が必要です。

今回の記事は以上になります。少しでも参考になれば嬉しいです^^

 

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