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法事とは?いつ行うの!?基礎をわかりやすく解説!

[記事公開日]2016/07/30
[最終更新日]2017/04/30

法事について、「よく聞く言葉だが、正直その意味が全くわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はそういう方に向けて、法事とは何か?いつ、どこで何をするのか?ということをわかりやすく解説したいと思います。


以下は注意点になりますので、ご了承ください。

※宗派や地域により、内容が異なる場合があります。

※今回はあくまでも一般的であろう内容、そして特にわかりやすさにこだわって書いていきます。


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法事とは!?

いきなりですが、ザックリ結論を言いますと、ズバリ以下のような意味になるでしょう。
「法要を含め、そのあとの食事の席など全体のこと」を指す言葉。
となります…。

しかしこれだと「いや、法要って何?」となりますよね。

またいつ行うのか?と疑問も出てくると思います。




法要とは!?

亡くなった人の冥福(あの世での幸福)を祈り供養をする仏教行事です。

仏教用語的には「追善供養(ついぜんくよう)」と呼ばれます。

簡単に言うと、「故人がキチンと成仏できるように、生きている人達がお祈りをする」ということです。

 

そして法要の種類を大きく分けると2つあり、忌日法要(きにちほうよう)年忌法要(ねんきほうよう)です。

それぞれ詳しく説明します。




忌日法要とは!?

まずは一つ目。こちらは故人が亡くなった日から、七日ごとに行われる法要です。

以下のような種類があります。

※命日を含めて数えます。
初七日(しょなのか) 7日目

二七日(ふたなのか) 14日目

三七日(みなのか)  21日目

四七日(よなのか)  28日目

五七日(いつなのか) 35日目

六七日(むなのか)  42日目

七七日(なななのか) 49日目
※命日から100日目に「百か日法要」というモノもあります。

 

 

亡くなった人の魂は7日間をかけて三途の川を渡り、閻魔大王様のいる場所へと向かいます。

そして、生きている時のおこないによって天国に行けるのか、地獄に行くのかを裁判するのです。

 

この裁判は7日ごとに行われ、49日目に最終的な判断が下されます。

裁判官は閻魔大王が有名ですが、判断を下す人物は他にもおり、7日ごとに別の裁判官によって判決が下されます。

 

この流れが上記で書いた7つの法要です。

つまり、閻魔大王様のもとに着いた日が「初七日」ということです。

 

 

法要は大事

故人の家族や知り合いの方が法要としてお坊さんと一緒にお経を唱え、ちゃんと成仏できるように祈るのです。






そうすると閻魔大王様に「天国へいかせてもいいかな?」と思ってもらえるわけです。

お経をあげないと、閻魔大王様たちに「生前の行いが悪いのでは?」と思われてしまう可能性があります。

 

 

裁判は49日目に終了

七七日(49日目)を迎えると、さまよっていた魂が天国に旅立った(この世に別れを告げて家を出ていく)とされ、その日を忌明け(きあけ)と呼びます。

※「いみあけ」と読む場合もあります。

 

7日目~49日までは「忌中」と呼ばれており、その期間が明けた(終了した)という感じの意味合いです。

遺族が香典返しを贈るのはこの辺りの時期です。

 

 

年忌法要とは!?

続いて二つ目。

百か日法要が終わってからの法要を「年忌法要」と呼びます。

「年回法要」と呼ばれることもあります。

 

「天国に旅立った故人が、さらに精進の道へ進めるために営む」といった意味もあるそうです。

 

年忌法要は以下のような種類があります。
一周忌   (いっしゅうき)

三回忌   (さんかいき)

七回忌   (しちかいき)

十三回忌  (じゅうさんかいき)

十七回忌  (じゅうしちかいき)

二十三回忌 (にじゅうさんかいき)

二十七回忌 (にじゅうしちかいき)

三十三回忌 (さんじゅうさんかいき)

亡くなった命日から、節目の年毎に行われる法要です。

先程49日目は忌明けになると書きましが、一周忌を迎えると喪明け(もあけ)となります。

 

 

数え方

亡くなって満一年目が一周忌です。つまり、亡くなった翌年が一周忌となります。

 

ただしその後は亡くなった年を含めて数えていきます。

ですので一周忌の翌年が三回忌となります。

例 2016年7月10日が命日の場合

一周忌=2017年7月10日

三回忌=2018年7月10日(2016年を含めて三年目)

七回忌=2022年7月10日(2016年を含めて七年目)
といった感じです。

回忌数から1を引いた数を「逝去(せいきょ)された年にプラスする」という覚え方でも良いですね。同じことなので。
 



それ以後は、一般的には三十三回忌まで同じように営む流れが続きます。

※それ以降も続き、「五十回忌」を最後の法要とするケースもあります。

 

区切りである最後の年忌法要を「弔い上げ(とむらいあげ)」と言います。

最後の法要を終えるとその方の位牌を仏壇の中から片付けて、先祖代々の位牌に含むといった形にします。

 

 

重要な法要がある!?

もちろん全て重要なことには間違いないのですが、その中でも特に大事な法要があります。

 

忌日法要の場合

「初七日」「四十九日(七七日)」が重要だと言われています。

前者は三途の川を魂が渡り切った日であり、閻魔大王により初めての判決が下される日です。

故人が成仏できるのかできないかが関わってくるということになります。

 

後者は亡くなった人の魂と本当にお別れをする49日法要ですから、これも大切ですね。

 

 

年忌法要の場合

「一周忌」「三回忌」が重要だとされています。

前者は、初めて迎える故人の命日になりますからね。



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法事の意味をおさらい

法要についての説明は以上になりますので、話を戻します。



記事の冒頭らへんに書いたように、法事とは法要を行う行事そのものを指す言葉です。

つまり、セレモニーということです。


場所は自宅やお寺、または葬儀場などが一般的です。



法要をしたあとに皆で食事をしたりします。この全体の1日を法事と呼ぶことが多いです。

そして参列者の方は香典を持っていきます。




簡単に言うと法要は「お寺の住職にお経を読んでもらうこと」だけを指す言葉というわけですね。


近年では、この両者を同じ意味の単語として使用されることが多いですが、厳密には少しだけ異なるということです。




ただし一般的には法要の種類によって法事自体の規模が変わります
先程書いたように、重要とされているモノほど大きめです。

もちろん多忙でなかなか時間が作れない人も多いので、そういった時代的な意味もあります。

 

 

大々的に行われる法事は!?

「初七日」、「四十九日(七七日)」、「一周忌」、「三回忌」の4つでしょうか。

これらは故人に近しい遺族や親族、友人、知人などを招いて規模の大きな法要を営むことが多いです。

 

それ以外の法事は遺族だけで供養するケースが多いでしょう。

「百か日法要」も最近では省略したり、遺族だけで簡単に行う家が多いようです。

 

年忌法要についても、通常七回忌くらいからは法事の規模は小さくなります。(宗派や地方で風習が様々なので一概には言えませんが…)




注意点

先程、初七日は大々的に行うと書きましたが、現在では「葬儀告別式」の日に一緒に行うケースがほとんどです。

この日であれば「遠くから来た親族なども皆、確実に集まっているから」的な理由が一般的でしょう。





ただもちろん葬儀の日であろうと、別日に行うにしても、どちらにせよ意味合いとしては重要なモノです。

 

また、本来は7日目に行うモノを葬儀の日に行っているだけですので、もちろんその後の法要がずれるということはありません。

次の「二七日」は通常と変わらず14目に行われます。

 

 

法事の当日は具体的に何をするのか?

※主に「四九日法要」、「一周忌」、「三回忌」のスケジュール(一日の流れ)だと考えて頂いて大丈夫だと思います。

※あくまでも例です。

■僧侶をお迎えに行く
遺族や参列者は僧侶が来る前に集合していた方がいいでしょう。


■僧侶の読経
つまり法要を行います。その後、遺族と親族➡参列者の順に焼香を行ないます。


■僧侶の法話(お話)


■お墓参り
※四十九日法要の場合、この日に納骨(お墓に骨をおさめる)も行うケースが多いです。

※年忌法要の場合、必ずお墓参りに行くというわけではありません。お墓までの距離的な問題などで、当日には行かないケースも多いです。


■会食の会場へ移動
会食会場は自宅で行うケースや斎場で行うケースもあります。


■会食
簡単な挨拶と献杯(けんぱい)を行い、食事スタートです。

ほどよい時間になったら、施主がお礼と閉会の挨拶をして終了です。

 

そして最後に参列者のみなさんに引き物を渡して解散です。

もし僧侶も会食場に招く場合は、僧侶が上座となるように案内をしましょう。




法事の準備と服装について

最後に軽く触れておきます。


年忌法要の準備

お坊さんの都合などもあるので、遅くても2ヶ月前からすることが望ましいです。

 

日取りや場所が決定して招待客を決めたら1ヶ月前には案内状を送って返事をもらいます。

そして人数が確定した段階で会食や引き出物を用意することになります。

 


年忌法要の日程は基本的には命日なのですが、各人の都合などもあることから休日に執り行うことが多いです。

ただ、その場合には命日よりも早い日に行うことが慣わしになっていることに留意する必要があります。




服装について

一周忌までは喪服が一般的です。

それ以降に参列する場合、男性は地味目のスーツ、女性は地味目のワンピースなどでも構わないとされることが多いです。

色は黒に限らずグレーや紺などです。

 

ただし「三回忌までは喪服で行くべき」という意見もけっこう聞きます。

こればかりは状況に合わせた方がよいでしょうから、迷うのであれば確認した方が無難かもしれません。




また、施主(せしゅ)は参列者と比べて軽い服装にならないよう注意する必要がありますので、三回忌までは喪服を着用した方が良いでしょう。



今回は以上になりますが、服装については以下の記事もお役に立てるかもしれません。

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