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プロ野球、セリーグとパリーグの違い!なぜ分かれている?

[記事公開日]2016/06/02

現在日本のプロ野球は「セリーグ」と「パリーグ」に分かれて運営していますが、その具体的な違いは一体何なのでしょうか?

今回はその辺りについて、できるだけわかりやすく解説したいと思います。

 

それぞれのチーム名は!?

まず概要から紹介すると、セリーグの正式名称は「セントラルリーグ」になります。

一方、パリーグの正式名称は「パシフィックリーグ」です。

 

それぞれ6球団が所属しています。

 

セリーグの「チーム」と「本拠地」

■読売ジャイアンツ(1934~)       【東京ドーム】

■阪神タイガース(1935~)        【阪神甲子園球場】

■広島東洋カープ(1950~)        【MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島】

■横浜DeNAベイスターズ(1950~)    【横浜スタジアム】

■東京ヤクルトスワローズ(1950~)    【明治神宮野球場】

■中日ドラゴンズ(1936~)        【ナゴヤドーム】


 

パリーグの「チーム」と「本拠地」

■オリックスバファローズ(1936~)    【京セラドーム大阪】

■北海道日本ハムファイターズ(1946~)  【札幌ドーム】

■福岡ソフトバンクホークス(1938~)   【福岡ヤフオク!ドーム】

■埼玉西武ライオンズ(1950~)      【西武プリンスドーム】

■千葉ロッテマリーンズ(1950~)     【QVCマリンフィールド】

■東北楽天ゴールデンイーグルス(2005~) 【楽天Koboスタジアム宮城】

 

チームとしては上記のように分かれています。 それぞれ全て、2016年時点での名称です。

 

 

セリーグとパリーグの様々な違い

まず、最も違う点として「DH制」というルールの有無がありますが、これに関しては後に詳しく解説します。


 

人気はセリーグの方が上!?現在は!?

プロ野球にあまり詳しくない人でも、巨人(読売ジャイアンツ)や阪神といった球団は知っている方も多いでしょう。

どちらも老舗の球団で、安定した人気があります。巨人の人気は全国区ですし、阪神は特に関西で熱狂的なファンがいます。

 

このような人気球団のあるセリーグの方が、「プロ野球の歴史上ずっと人気は上」と見られていました。

観客動員数は多かったですし、テレビ中継されることもジャイアンツ戦を中心に多かったです。

 


正直なところ、パリーグは閑古鳥の鳴く球場も多かったです。

ロッテのかつての本拠地だった川崎球場では観客が流しそうめんをしているとか、ずっと寝ている人がいたりとか、このような光景が普通にあったほどでした。(汗)

 

 

パリーグはココがすごい!?

パリーグは人気ではセリーグに押されている印象がありましたが、その分、人気を盛り上げようと様々な新しい試みが行われました。

例えば以下のようなモノです。

 

■前期・後期制

パリーグで1973年から1982年にかけて導入されていた制度です。

当時公式戦は130試合あったのですが、これを前半と後半の65試合ずつに分けて、まずは前期と後期の優勝チームを決めます。

そして最終的な優勝チームをプレーオフ(優勝決定戦)で決めるというものです。



■マンデーパリーグ

これは、それまで移動日で野球のなかった月曜日に公式戦を開催するといった試みです。

 

その他にも今では「セリーグでも導入しているシステム」を最初に導入したものもあります。例えば以下のようなモノです。
■クライマックスシリーズ

レギュラーシーズンの上位3チームが、プレーオフで「日本シリーズの代表チームを決める」というこの方式もパリーグでいち早く導入しました。

 

■予告先発

その日の先発ピッチャーをあらかじめ発表する方式です。これもパリーグで先んじて採用しています。

 

 

上記ように進取の傾向を持っていたのがパリーグであり、地域密着のチーム運営も相まって、今ではセリーグに引けを取らない所まで人気を獲得しつつあります。

 

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なぜ「セリーグ」と「パリーグ」に分かれている?その歴史は?

昔は「日本野球連盟」といって、同じリーグで試合をしていました。

分かれた理由ですが、簡単に言うと揉めてしまい「日本野球連盟」が分裂したためです。

 

 

「毎日オリオンズ」の参入

1949年に「新規参入したい」という球団がいくつか現れたのですが、その中の一つに「毎日オリオンズ」という球団がありました。

そしてこの球団の参入を巡り、意見が分かれました。

 

この際、参入に反対をしたのが「今のセリーグ」、参入に賛成したのが「今のパリーグ」だったのです。

※当時とチーム自体は多少変わっていますが、現在の2リーグの形が構成されたということです。

 

そして翌年の1950年から、正式に「セリーグ」と「パリーグ」に分かれてスタートすることになったのです。

 

 

ちなみに「毎日オリオンズ」は今はありませんが、現在の「千葉ロッテマリーンズ」を指します。つまり、名前と運営会社も変えて存続していることなります。

 

 

元々分けるつもりだった!?

流れとしては上記ような理由で分かれてしまったことは事実です。

しかし分裂する前の「日本野球連盟」時代から、いずれはメジャーリーグ(アメリカ)のように、「2リーグ制にして総勢12球団で試合をするという方式」を目標にはしていたそうです。

 

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パリーグのDH制とは?意味を解説

先程少し書いたように、セリーグとパリーグの最大の違いは「DH制を導入しているかどうか?」です。

これは1975年から、パリーグのみ採用されているルールです。



DH制は「Designated Hitter」という意味になり、日本語に訳すと指名打者となります。




ルール

通常野球では1チームにつき、「守備をして攻撃をする選手」を9人そろえる必要があります。



しかしDH制のもとでは、1人だけ守備につかずに「攻撃専門のバッター」を打順の中に組み込めます。

そしてその代わり、投手(ピッチャー)は通常打順にはに入りません。



つまり基本的には、パリーグの投手は「投げる専門」ということになります。

セリーグではDH制は採用していないので、もちろんピッチャーは打席に立たなければなりません。

 

 

ちなみに「セパ交流戦」が行われる場合は、どちらのホームゲームかによって変わります。

セリーグ主催の場合にはDH制はなしで、パリーグ主催の交流戦の時のみDH制が採用されます。



また、オールスターゲームの場合は、全試合が「DH制アリ」で行われます。



DH制の「メリット」と「デメリット」はたくさんありますが、個人的に最も重要だと思うモノを一つずつ挙げてみます。

DH制のメリットは!?

プロ野球の場合、どうしてもピッチャーは打撃が得意ではないことが普通です。

DH制であれば、その分バッターが出るわけですから、攻撃回が盛り上がり白熱する可能性が高いですね。



観戦している私たちにとっては「打ち合いが見れる」と、ワクワク感は増しますね。

ヒットやホームランを見れる可能性が少しでも上がるわけですからね。




DH制のデメリットは!?

セリーグではチャンスの時などにピッチャーに打席が回ると、代打を起用することがよくあります。

そしてこの時、「タイミングや駆け引き」などの予想や面白みがあるのですが、DH制だとそこが楽しめないことは事実ですね。

「まだ投げさすのか!?バントか?それとも代打か!?」的なドキドキ感のことです^^




今回は以上になります。いかがだったでしょうか?

ルールや仕組みがわかってきたら、野球観戦は面白いですよ^^(テレビ中継はあまりないですが…)

「最近、野球に興味出てきた」という人も、元から好きな人も、みんなでプロ野球を楽しみましょう^^

 

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