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香典マナー!渡し方、相場、香典袋の書き方などを解説!

[記事公開日]2014/06/29
[最終更新日]2016/04/30

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今回は香典を渡す際の様々なマナーについて、できるだけわかりやすく解説したいと思います。

今までに一度も香典を持参した経験がない方は、恥をかかぬよう、この記事で基礎を覚えて頂けたらと思います。

 

以下の記事も興味ある方は読んでみてください。

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香典とは!?

死者の霊前(れいぜん)に供えるお香などの代わりとなる金品のことです。

まあストレートに言うと現金のことです。

 

上記のような宗教的な意味合いもありますが、突然お葬式を行うことによる遺族側の出費に対して、金銭的に少しでも助けるという意味合いもあります。

実際は後者のような「いたわりの気持ち」で包むという意味が強いと思います。

 

 

香典に包む金額はいくら!?

コレは自分から見て「誰が亡くなったか?」にもよります。

 

一般的な香典の相場例

■「両親」が亡くなった場合➡5万~10万円

■「兄弟」が亡くなった場合➡3万円~5万円

■「親戚」が亡くなった場合➡1万円

■「友人やご近所、会社関係」➡3千円~1万円
このような感じです。

 

 

金額が変わるケース

例えば、アナタの年齢や会社での立場などによって、上記の金額が多少変わることもあるでしょう。

一応、上記の例は「香典を持参する人が20代~30代」という前提で書きました。

 

また、アナタと故人との関係性や縁の深さによっても変わってくるでしょう。

ですので例えば平均的な金額に「アナタの気持ちとしての金額分」を足しても問題はないと思います。

 

ただし「この人には今まで本当にお世話になったから!」などの理由で、あまりに多く包むことはかえってよくありません。

例えば、「幼馴染の大親友だったから10万円包む」などは一般的にはおかしいです。

その逆もしかりです。

 

あくまでも、常識的な範囲内で考えるべきです。

 

 

もし私が香典を包むなら

両親は5万円、兄弟は3万円、友人は1万円、ご近所は3千円、会社関係は5千円とする気がします。

 

 

注意点

4は「死」を、9は「苦しむ」などの言葉を連想させることから、これらの数字は使わないようにします。

 

また、新札を使ってはいけいという習慣が昔からあります。新札だと、前から準備していたように見えるので、マナー的にNGだとされています。

正直なところ、近頃ではあまり気にしないという遺族側の人もいますが、気になさる方の方が多いでしょう。

 

また、地域的な習慣などもあるかもしれませんので、とにかくが使わない方が無難です。

もし新札しかない場合は、軽く半分に折り目をつけてから入れるようにしましょう。

 

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香典を持って行く時のマナー

香典のお金は財布に入れて持って行くのではなく、香典袋(不祝儀袋)に入れることが常識です。

そしてその香典袋は、「ふくさ」に包んで会場に持参します。

 

 

「香典袋」とは!?

お葬式や法事などの時に金品を入れる用の袋です。

「不祝儀袋」とも言われており、お悔やみの想いが表現されているモノですね。

 

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「ふくさ」とは!?

金封などを包んだりする、風呂敷よりも小さい布のようなモノです。

漢字では「袱紗」と書きます。

 

香典の場合のふくさは「紫」や「黒」などの地味な色のモノを使用しましょう。

 

 

香典の際のふくさの包み方

爪部分を左側にしてから「ひし形」に広げ、中央よりほんの少しだけ右に香典袋を縦に置きます。

そして右、下、上、左の順に包みます。最後に折る左側はそのまま裏側まで回し、爪を止めて終了です。

 

※以下の図の下の方です。

 

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最近では、長財布のような形の「金封ふくさ」も割と使用されているようです。

今後もどんどん利用者は増えるのではないでしょうか。

ちなみに、もしお葬式でこのタイプを使う場合は、必ず左開きにすることがマナーてす。

 

 

香典袋やふくさはどこで買う?購入場所を紹介!

 

香典袋(不祝儀袋)

コンビニや文房具店、スーパーなど、緊急の場合でも近所で購入できます。

価格はだいたい「数百円~」といった感じでしょうか。

 

 

ふくさ

デパートの和服コーナーや、風呂敷コーナーなどで手に入れられます。

価格は1000円以上はするイメージですね。

コンビ二などには売っていないと思われます。私自身は見かけた記憶がありません。

 

 

どちらもネットショップでも購入可能

香典袋はコンビ二で買えばいいですが、「ふくさ」はそういうわけにはいかないと思います。

まだ一つも持っていない方は、時間に余裕がある時に購入しておいてもいいかもしれませんね。

 

 

香典袋(不祝儀袋)の種類は!?

まず、一般的には香典袋に、「のし」は付けません。そして「結び切りの水引(みずひき)」が基本です。

一つ一つの意味を解説していきます。(後に画像もあります)

 

 

「のし」とは!?

祝い事の進物や祝儀袋などに付いている「飾り」のことです。

単純に、香典は「めでたいことではないので付けない」という覚え方でいいでしょう。

漢字では「熨斗」と書きます。

 

 

「水引」とは!?

祝儀袋や不祝儀袋、または進物用などに付いている「飾り紐」のことです。

ようは「ひも」のことですね。

 

香典袋によっては、実際には付いてなくて表に印刷されているタイプもあります。

 

色は紅白や黒白などがありますが、一般的に香典などは「黒白」になります。

単純にお葬式と言えば黒白の幕が思い浮かぶと思いますので、覚えやすいですよね。

 

 

「結び切り」とは!?

花結び(蝶結び)に対し、水引(ひも)を固く結んで解けないようにされている結び方のことです。

「結び切り」=「たった一度きり」という意味があります。

お葬式が繰り返されるのは良くないことなので、この結び方だということです。

 

 

包む金額に見合ったモノを選ぶようにする

1万円以上などの高額の香典を包むのであれば立派な袋にして、逆に3千円程の場合であれば水引(紐)が予め印刷されているモノなどでも良いかもしれませんね。

あくまでも例ですが…。

 

外見と中身のギャップがすごいと、遺族側が「複雑な気持ち」になる可能性はあるでしょう。

 

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香典袋(不祝儀袋)の表書きなどのマナーは!?

香典袋には表書きを書く必要がありますが、宗教によって決まりが違ってきます。

悩みどころであるとは思いますが、予め遺族側の「宗教」を確認してから、それに合わせた形でお渡しすれば問題ありません。

 

もし、どうしても宗教が確認できなかった場合は「御霊前」と書いておけば、無難なので問題ないとは思います。

ちなみにコレはお通夜と葬儀、どちらでも使えます。

 

 

表書きが印刷されているタイプ

最初から表書きが印刷されている香典袋もたくさん売っています。

この場合も、遺族側の宗教がわからなければ「御霊前」と書かれているモノを買いましょう。

 

 

以下の画像はまさに表書きが「御霊前」で、結び切りの水引です。

 

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香典袋の水引の下にはアナタ(差出人)の氏名を書く

先程の画像は書いていませんが、実際は記入します。

個人の場合はフルネームで書きます。

 

 

香典袋には、中袋と呼ばれる袋が入っている場合がある

中包みとも呼ばれます。

これが入っていれば、そこには包む金額とアナタ(参列する者)の氏名や住所を書きます。

また、郵便番号も書きましょう。

 

そして、中袋にお金を入れてから、さらにそれを香典袋に入れます。

 

もし中袋が付いていない場合は、金額や住所などは香典袋の裏に直接書き込みます。

お金も直接香典袋に入れます。

 

※中袋が付いていたとしても、香典袋と中袋、両方に氏名や住所、金額を記入する人も多いようです。

これでも特に問題ないと思われます。

 

 

使用するペンの種類

表書きを含め、香典袋に書く文字は全て、薄墨の筆ペンで書くのが一般的なマナーです。

しかし、実際は普通の筆ペン(濃い墨の)で書く人も多いようですので、そこまで気にする必要はないかもしれません。

 

また、中袋に記入する文字は、「筆ペンすら使わず、ボールペンで問題ない」という意見や説もあります。

私が遺族側ならボールペンでも全く気になりませんが、リスクを考えると筆ペン(濃い黒でOK)が無難でしょう。

 

 

金額は漢数字で書く

壱(1)、弐(2)、参(3)などを使って書きます。

千は「阡」、万は「萬」を使います。

例 3万円➡金参萬円、5千円➡金伍阡円、など

 

 

差出人が個人ではないケースの氏名の書き方

先程、個人の場合は香典袋の水引の下に「フルネームを書きましょう」と言いました。

今からはそれ以外のパターンを紹介します。

※様々な方法があるので、「絶対にコレが正解」というわけではありません。

 

■夫妻として出す場合

二人揃って故人と親しい間柄だったのであれば連名にし、そうでもなければ世帯主の氏名を書きましょう。

連名の場合は夫のフルネームを中央に書き、その左に「妻の名前のみ」を書く感じですね。

 

 

■3名以下の連名で出す場合

右から左に向かって、偉い人順(目上の人から)に氏名を書いていきます。

そして中袋には、金額の他に全員分の氏名と住所を書きます。

 

 

■4名以上のグループで出す場合

会社関係の場合、中央に「○○(部署名など)一同」と書き、その右に会社名を書きます。

中袋には金額の他に代表者の氏名と住所を書きます。

そして別紙に「全員分の氏名」を書き、それを中袋に入れます。

 

 

まとめ

このように香典袋には様々なルールが存在します。

正直、私自身は全体的にあまり気にしませんが、人によっては正しい書き方をしないと「失礼」と捉えられることもあるので注意が必要ですね。

 

 

最後に動画を用意しましたのでよかったどうぞ。

ここまでの記事内容を把握した上で見るとさらにわかりやすいと思います。

 



YouTubeより

 

 

香典を渡すタイミングは!?

お通夜、または葬儀のどちらかに持参し、受付で渡すことが一般的です。

もしお通夜の際に香典を渡したとして、翌日の葬儀にも出席した場合は記帳のみを行います。

その逆もしかりです。

 

香典を両方に持参することは通常はありません。

また、両方に参列する場合、お通夜の際に持っていく人が多いようです。

 

 

香典が必要ないケース

親しい者が亡くなり、訃報(ふほう)を受けてすぐさま駆けつける場合は香典は持参しません。

遺族らは「それどころではない」ような状況であり、気持ちの整理もできていません。

改めてお通夜、もしくは葬儀の時に持参しましょう。

 

 

お通夜と葬儀、両方とも参列できない場合は…?

お葬式に参列する「知り合いの方」に自分の香典を預けることが可能です。

ただし、緊急の場合はどちらにしてもそもそも無理ですが…。

 

または、弔電を打ち、香典は不祝儀袋に入れて現金書留で送ってもいいでしょう。

宛名は弔電と現金書留、どちらの場合も喪主宛で大丈夫ですよ。

 

そしてこの際、一緒に手紙も添えます。そこには「参列できなかった理由」や「お詫び」、それと「お悔やみの言葉」を書きましょう。

 

 

受付での香典の渡し方

ふくさから香典袋を取り出し、「受付係りの方から見て表書きが読める向き」にして、両手で差し出します。

そしてこの時に一言、「この度はご愁傷です。」などのお悔やみの言葉を添えるようにしましょう。

 

 

記帳をする前に渡すのか?後に渡すのか?

このタイミングは状況によって違いますので、どちらかがマナー的にNGというわけではありません。

どちらでも問題ないのですが、おそらく記帳した後に渡すパターンの方が多い気はします。

 

 

記帳の前に香典を渡す場合

受付で「この度はご愁傷です。」と言いながら香典を渡し、そのあと記帳をします。

 

 

記帳のあとに香典を渡す場合

最初に「この度はご愁傷です。」と挨拶してから記帳を済まし、香典を渡す際は「御霊前(ごれいぜん)にお供え下さい。」と一言添えるとよいでしょう。

 

もし、記帳の際に何も言葉を発さず黙礼で済ましたのであれば、香典を渡す時に「この度はご愁傷です。」と言ってもよいでしょう。

またはそのあと、「御霊前に~」とそのまま続けてもよいです。

 

この辺りに関しては特別厳しいルールはないので、状況に合わせて構いません。

今回の「香典のマナー記事」は以上になります。何かしらお役に立てれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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